インドの玄関口であるデリー。帰国する前に、お土産やインドらしいものを買いたいですよね。
ただ、デリーの買い物スポットは富裕層向け・バックパッカー向けと、かなり幅があって選択が難しいのも事実。
そこでデリーに住んでいた私が、独断と偏見で買い物スポットに難易度をつけてみました!
難易度★から★★★の順で紹介するので、あなたの目的に合った場所を見つけてみてください。
記事内の入場料などの情報は2023年6月現在のものです。
難易度★
セレクト・シティ・ウォーク・モール(Select Citywalk Mall)
デリー周辺ではショッピングモールが続々完成している中で、セレクトシティウォークは中規模程度の広さ。個人的には、広すぎず、ちょうどよいサイズで気に入っていました。
ファッションブランドやレストラン、映画館まであります。fabindiaやKAMAなどのインドブランドだけではなく、ZARAやアディダス、H&M、ディオールなどの海外ブランドも幅広く取り揃えています。
インドのショッピングモールは、入場時に手荷物のセキュリティチェックがあるのが一般的です。そして、インド人でも富裕層の方が行くところなので、ゆったり安心してお買い物を楽しめますよ。
営業時間 | 10:00~23:00 |
住所 | A-3, Saket District Centre, District Centre, Sector 6, Pushp Vihar, New Delhi, Delhi 110017 |
アクセス | メトロMalviya Nagar駅からオートリキシャで約10分 |
ウェブサイト | https://www.selectcitywalk.com/ |
カーン・マーケット(Khan Market)
路面店が並んだ、南デリーのおしゃれスポットです。インドのかわいいファッションブランド店も多く、自分用やお土産用の買い物はカーン・マーケットがおすすめ!
fabindiaやAnokhi、Good Earthなど、日本人にも人気のあるインドのファッションブランドがたくさん揃っています。インドらしいブロックプリントの洋服やポーチ、アクセサリーなど本当にかわいいんですよ。
カーン・マーケットには、KAMAやforest essentialsといったアーユルヴェーダのコスメブランドもあります。インドの物価からするとややお高いですが、良質なものが揃っています。私もKAMAのシャンプーを愛用していました。
カーン・マーケットは外国人やインドの富裕層が訪れる場所なので、とても落ち着いた雰囲気で買い物が楽しめます。
住所 | 61A, Khan Market, Rabindra Nagar, New Delhi, Delhi 110003 |
アクセス | メトロKhan Market駅から徒歩約5分 |
ディッリー・ハート(Dilli Haat)
インド各州のクラフト品が集まっているマーケット。デリーにいながら、インド全土の工芸品やお土産物を楽しめます。
難易度が★なのは、入場料100ルピー(約173円)を払うから。声をかけてくる怪しいインド人や騙そうとしてくる人がいないため、安心してゆっくりと買い物を楽しめますよ。
営業時間 | 10:30~22:00 |
住所 | INA Market, Dilli Haat, Kidwai Nagar West, Kidwai Nagar, Delhi, 110023 |
アクセス | メトロDilli Haat – INA駅から徒歩約1分 |
難易度★★
ネイチャーバザール(Dastkar)
DastkarというNGOが運営しているマーケット。入場料30ルピー(約51円)を支払って中に入ります。
ディッリー・ハートと同じく、インド各州のクラフト品が売られています。ただ、ディッリー・ハートよりも日本人好みのデザインが多く、質も高いものが取り揃えられているので、私は断然Dastkarの方が好き!
インドの美しい工芸品にときめきます!
難易度★★としたのは、常設展ではないため、開催しているかどうかを事前にチェックしなければいけないためです。公式サイトで確認してみてくださいね。
営業時間 | 11:00~19:00 |
住所 | Dastkar, Nature Bazaar Venue, Kisan Haat Andheria Modh, Anuvrat Marg New Delhi 110074 |
アクセス | メトロChhattarpur駅から徒歩約10分 |
ウェブサイト | https://www.dastkar.org/ |
INAマーケット
こちらはデリーの台所。野菜や肉、魚、調味料、服、日用品など生活に必要なものが手に入るローカルなマーケットです。
こちらはナッツやクッキーのお店。壁にびっしりとナッツが並んでいます。インドのスナック菓子はお土産にもおすすめです。
肉はその場でさばいているため、首のないヤギがぶら下がっていたり、床が水で濡れていたりする箇所もありますので要注意。
現地の生活の様子が見られるので、ローカルなところにも行ってみたい!という人におすすめ。
営業時間 | 8:00~22:30 |
住所 | INA Market, Aviation Colony, INA Colony, New Delhi, Delhi 110023 |
アクセス | メトロDilli Haat – INA駅から徒歩約3分 |
ラジパト・ナガール(Lajipat Nagar)
路上の巨大マーケット。INAマーケットは生鮮食品がメインでしたが、こちらは衣料品が多めのマーケットです。
写真奥に見えるように、路上で店を出しているところもあれば、路面店が並んでいるところもあります。
お店には布がうず高く積んでありました。
インドでは布を買って、テーラーに仕立ててもらうことが一般的です。ラジパト・ナガール・マーケットで、自分の服作りにチャレンジしてみるのもおもしろいですね。
私はマーケットをぶらぶらして、安い服や靴を探し、いたるところにある屋台飯を食べて楽しんでいました。
また、マーケットの一角には、アフガニスタン料理が食べられるお店もいくつかあります。インド料理とは違うものを食べてみたい人にもおすすめです。
住所 | Unnamed Road, Block J, Lajpat Nagar II, Lajpat Nagar, New Delhi, Delhi 110024 |
アクセス | メトロLajpat Nagar駅から徒歩約10分 |
難易度★★★
メインバザール(パハールガンジ)
外国人観光客が多く集まる場所ですが、バックパッカーたちに「デリー嫌い」と言われてしまう原因の場所のような気がします。
この通りを歩いているだけで、多くのインド人に話しかけられます。そういう人は大概「騙そう、ぼったくろう」という人たちなので、基本無視でOK。
ただ、慣れてくると、いろんなお店があって楽しいし、裏の細い路地は探検しているようでワクワクします。インドのかわいい装飾品のパーツを売っているお店もあり、ものづくりをする人には宝探しのような楽しい場所でもあります。
最寄りの駅は2つありますが、鉄道ニューデリー駅の方はこれまた悪名高い場所。偽の駅員を装ってぼったくろうとする人や怪しげな人も多いので、メトロRK Ashram Marg駅を利用することを強くおすすめします。
住所 | Paharganj, New Delhi, Delhi 110055 |
アクセス | 鉄道New Delhi駅すぐ、またはメトロRK Ashram Marg駅すぐ |
チャンドニー・チョーク(オールドデリー)
「オールドデリー」とも呼ばれるエリア。その名の通り古くからある地域で、毛細血管のように細い道が広がっています。
アクセサリーが並ぶエリア、サリーが並ぶエリアなど、同じ業種が集まって商売をしているのも特徴です。スパイスマーケットというスパイスばかりがずらっと並んでいる場所もあります。
狭い道を、たくさんの人やサイクルリキシャが行き交うので、まさにインドらしいカオスを味わえる場所でもあります。ただし、現地の人が多いため、パハールガンジのように騙そうと声をかけてくる人は少ない印象です。
オールドデリーでサイクルリキシャに乗るツアーをやっている日本の旅行会社もあり、まさにアトラクションのよう。日本人が買えるものはあまりないけど、インドらしい雰囲気を味わいたい人におすすめです。
住所 | Old Delhi, New Delhi, Delhi 110006 |
アクセス | メトロChawri Bazar駅から徒歩約10分 |
デリーで買い物を楽しもう!
デリーはインドの玄関口であり、それゆえに日本人が騙されることの多い都市でもあります。「デリーには1泊もしたくない」と、デリーを避けるバックパッカーにも多く出会いました。
でも、場所を選べば、デリーって本当に楽しいんです!そして、デリーほど買い物が楽しめる場所はないと思います。
fabindiaやAnokhi、KAMAなど日本人にも人気の高いインドブランドが集まっていて、まとめて買えるので、とっても便利です。
この記事を参考に、あなたのお気に入りスポットを見つけてくださいね。
※記事中の為替レートは、2023年6月現在のものです。
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