【インド旅行記2023③】南インド・チェンナイの魅力~人とご飯編~

【インド旅行記2023③】南インド・チェンナイの魅力~人とご飯編~
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インドでバックパッカー&働いた経験もある、インドLOVERあきえです。

さて、今回のインド旅の始まりの地、南インドの都市チェンナイについて書きたいと思います。

結果から言うと、私はチェンナイが大好きになりました!

たった2泊しかしていないのに、チェンナイの魅力にどっぷりハマってしまったのです。

チェンナイのなにがそんなによかったのか?詳しくお届けします!

2023年10~11月までインドに行ってきました!

5年ぶりのインド。
そして、今回ははじめて南インドも旅します。

【旅の全行程】
チェンナイ

コーチン

コヴァーラム

予定外のムンバイ

ブージ(カッチ)

ジョードプル

プシュカル

デリー

インドを南から北に縦断する壮大な旅のプランです。移動がうまくいくのか?ハラハラしながら旅をしました。

南インド・チェンナイの魅力① 人がやさしい

まずは、なんといっても人があたたかく、やさしいことです!

私はデリーに住んだこともあるし、北インドのさまざまな場所を旅した経験があります。しかし、南インドは今回がほぼはじめてで、北インドとの違いにとても、とても!驚きました。

まず、チェンナイには「インドと言えば」的な、押しの強さはありません。

北インドのように5分に一度声をかけられることはないし、ごくたまに声をかけてくるタクシーやガイドの人がいても、一度断るとあっさりと引いていきます。

あまりのあっさり具合に「え、もういいの?」と、こちらが拍子抜けしてしまうほど。

鬱陶しい客寄せがないばかりか、チェンナイの人はみんな穏やかで、決して向こうからぐいぐい来ることはないものの、こちらから尋ねるとはにかんだ笑顔で気持ちよく答えてくれるのです。

チェンナイの人
チェンナイのおじさん達と

私はこのチェンナイの人の控えめなところ、そしてはにかんだピュアな笑顔に、ドギューン!と心を鷲掴みにされました。

言葉では言い表し切れないのですが、はにかんだ控えめな笑顔が本当にかわいらしかった。

これは、押しの強い北インドでは感じたことのないものでした。(北インドは距離が近く、暑苦しいコミュニケーションを取る人が多い。これも好きだけどね)

このような人の温かさで、チェンナイではどこへ行っても気持ちよく過ごせました。

この「人のよさ」が、チェンナイ最大の魅力だと私は思います。

ちなみに、チェンナイに長年住んでいた日本人の方も「チェンナイは人がいい」と言ってました!

南インド・チェンナイの魅力② ご飯がおいしい

「南インドはご飯がおいしい」とは聞いていましたが、これは紛れもない事実です……!

チェンナイではなにを食べてもおいしく、そして非常に安かった!北より安い!

一部、ご紹介します。

1、ミールス

ミールス
ミールス80ルピー(約144円)

「ミールス」とは、いわゆる「定食」です。ご飯と南インドの大定番「サンバル(豆と野菜のスープ)」、そしていくつかのおかずがつきます。

南インド料理は、水分多めでシャバシャバしたものが多く、油控えめで日本人の口にも合うと思います。北インドの濃厚、こってり系とはかなり違いますね。

しかも、ご飯やおかずのおかわりができる場合が多いのです。

こんな低価格でお腹いっぱい食べられるなんて、最高すぎませんか⁉

2、ドーサ

ドーサ
ドーサ60ルピー(約108円)

ドーサは、米とウラド豆を発酵させた生地をクレープ状にして焼いたもの。上にかかっているのはサンバルです。

ココナツチャトニともう一つはトマトのチャトニかな?をつけていただきます。美味!

3、イドゥリ&ワダ

イドゥリ&ワダ
イドゥリ&ワダ。2つずつで40ルピー(約72円)

イドゥリは米粉を発酵させて蒸かした、酸味のある蒸しパンのような食味。ワダは豆と米粉を発酵させて揚げた甘くないドーナツみたいなものです。

サンバルをかけて、チャトニと一緒に食べます。

私はこのイドゥリが大好きで、毎朝食イドゥリでもいいくらい!今回もよく食べました。

イドゥリは少し酸味があるので、好き嫌いが分かれます。

4、ビリヤニ

ビリヤニ
チキンビリヤニ90ルピー(約162円)

ビリヤニはインド風炊き込みご飯のこと。こちらは屋台でいただきました。

ほどよくしっとりしていて、絶妙な味のバランス!量が多すぎて、2人でシェアしてもよかったくらいです。

5、パロータ

パロータ
パロータ80ルピー(約144円)

写真の下にあるのがパロータです。層にした生地を焼いたもので、デニッシュのような触感で、サクサクふわふわ。

クリーミーなカレーとセットなことが多いのかな?サクサクふわふわのパロータとよく合います。

そして、衝撃的だったパロータの作り方はこちらの動画をご覧ください。

一部ですが、チェンナイで食べたものを紹介しました。たったの2泊では、食べつくせないほど、もっとチェンナイフードを堪能したかったです。

チェンナイの魅力が語り切れない……!

チェンナイのレストラン
ミールスを食べたお店の外観

チェンナイは人とご飯が本当に素晴らしく、とても居心地のいい街でした。

インドでは大都市にあたるのに、全然そんな感じがしない。何もかもがのんびりしていて、本当に気持ちのいい場所でした。

「インド名物」としても有名な、強引な押し売りや騙そうとしてくる悪い人もまったくおらず、心の底から「みんな南からインドに入ったらいいのに……!」と思ったほどです。

ただ、やっぱり南インドの情報が少ないのと、北インドほど観光名所が多くないので(北には世界遺産がごろごろある)、南に行く人が少ないのかな、とも実感しました。

でもでも!南には南の魅力がたくさんあります!

南インドの文化やあたたかい人々、そして本当においしい南インド料理の数々……!

私は南インド、特にチェンナイを全力で推します!

長くなりすぎたので、後半に続く!

前回の記事【インド旅行記2023②】チェンナイでSIMカードを入手するのは激ムズだった件

続きの記事【インド旅行記2023④】南インド・チェンナイの魅力~文化・アート編~

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あきえ

2013年にはじめてインドに渡り、半年間のバックパッカー旅中に現地で仕事を見つけ、ニューデリーに移住、2年間滞在。帰国後もインドのボリウッドダンスや刺繍を学び、インドの文化に魅了され続けています。現在はライター・ダンサーとしてインドに関する情報を発信中。

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