インドでバックパッカー&働いた経験もある、インドLOVERあきえです。
「ブルーシティ」として知られる街、ジョードプル。
あの大人気マンガ『ONE PIECE』に出てくるアラバスタ王国のモデルとも言われています。
私はたった数時間の滞在でしたが、なかなか見ごたえがあったので、ジョードプルの魅力と見どころを紹介します!
「ブルーシティ」と呼ばれるジョードプル
ジョードプルはラジャスタン州に位置し、ジャイプールに次いで2番目に大きな街。
デリーから飛行機で約1時間半、鉄道で約10~13時間の場所にあります。
私はグジャラート州ブージから、約13時間かけてジョードプルに移動しました。
前回の記事【インド旅行記2023⑩】本来のインドが味わえる?穏やかで親切な人が多いカッチの魅力
ジャイプールが「ピンクシティ」と呼ばれるのに対して、ジョードプルは「ブルーシティ」と言われています。それは、ジョードプルには青い建物が多いから。
ジョードプルにいるだけで、結構な映え写真が撮れます。
ただ、予想していたより全部が青!ってわけではなかったですが……。あんまり期待しすぎずに行くのがいいかも!
見どころ① メヘラーンガル・フォート
ジョードプルのアイコン的存在が「メヘラーンガル・フォート」です。
1459年頃にRao Jodhaによって建造されたメヘラーンガル・フォートは130メートルもの岩山の上にそびえ立ち、その姿はまさに圧巻。
周辺にある屋上つきのゲストハウスから眺めるのも、なかなか乙です。
そして、ここは今もマハラジャ所有のようです。そう、マハラジャ(王、領主)は今もインドに存続しているんですよ!すごいですよね。
中は博物館として公開されており、豪華絢爛な建築や装飾品が楽しめます。
メヘラーンガル・フォートにたどり着くまでの坂道がとんでもなく急なので、覚悟して行きましょう。
見どころ② トゥールジーの階段井戸
トゥールジーの階段井戸はジョードプルの中でも、私の一番のおすすめスポットです!
「階段井戸」とは、その名の通り階段状になった井戸のことで、特に乾燥しているグジャラート州やラジャスタン州に、巨大で有名な階段井戸が点在しています。
辺鄙な場所にあることの多い階段井戸ですが、トゥールジーの階段井戸は、なんとジョードプルの街中に存在します。気軽に見に行ける場所にあるのに、かなりの大きさで迫力があり、私は大満足でした!
スケールが大きいので、動画でもどうぞ。
階段を降りて下の方まで行けますが、なかなか怖い……。濡れている箇所もあるので、気を付けて行ってくださいね。
周辺にはカフェもあり、階段井戸を眺めながらお茶をすることもできるので、のんびり過ごしてみるのもいいかもしれません。
見どころ③ 時計塔とサダル・バザール
ジョードプルの中心地、そしてマーケットの中心でもある場所に建っているのが時計塔(Ghanta Ghar)です。
19世紀にマハラジャのサルダール・シンによって建てられたもので、ロンドンから購入したのだそう。
さらに、こちらもマンガ『ONE PIECE』に登場するとか、しないとか?
メヘランガール・フォートやトゥールジーの階段井戸からも徒歩圏内で、すべてを一気に見て回るのもいいですね。
そして、時計塔が位置するのが、サダル・マーケット。
私が訪れたときはちょうどディワリ(ヒンドゥー教のお祭り)期間だったため、路上まで物であふれ、買い物を楽しむ人でごった返していました。
そして、マーケットの中で人が群がっているラッシー屋さんを発見!
濃厚なお味で、とってもおいしかった♪
マーケットと時計塔、あわせて楽しんでみてはいかがでしょうか?
ジョードプルは、かわいいもの好きな女性にもおすすめ
私はたった1泊、しかも短い時間の滞在だったため、あまり見て回れませんでしたが、それでもしっかりジョードプルを楽しめました!
特によかったのが、トゥールジーの階段井戸……!
階段井戸は他にも見たことはありましたが、その中でもここはかなり規模が大きく、迫力がありました。インドの建造物って本当に美しいんですよね……
女性は「ブルーシティで青い衣装を着て写真を撮る」なんてのもいいなぁと思います。(やりたかった)
ジョードプルは外国人観光客も多く、インドならではの雑貨屋さんや服屋さんもたくさんあったので、インド雑貨やエスニック雑貨が好きな人も楽しめそうです。
次はもっと長く滞在してみたい、魅力的な街ジョードプルでした!
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