インドでバックパッカー&働いた経験もある、インドLOVERあきえです。
このたび、約5年ぶりにインドへ行くことになりました!
コロナ禍も経て、インドは急速に変化しています。今は、まるではじめてインドに行くかのようにワクワクしていると同時に、過去の記憶がすべて消えていて……(笑)
なので、備忘録としても、こちらに残しておきたいと思います。
きっと今からインドに行く、インドに行くことを考えているという人の参考になるはず。
今回は、インドビザについて見ていきましょう!
インドビザ申請は非常にめんどくさい
インドビザは記入項目が多く、失敗してやり直すはめになる人が続出することで知られています。
確かに、非常にめんどくさい。
ただ、私は今回の分も含めてこれまでに6回インドビザを申請してきましたが(うち1つは就労ビザ)、一度も失敗したことはありません。そして今回一緒に行く友人は、はじめてインドビザを申請しましたが、問題なく取得できました。
インドビザは確かにめんどくさいし、時間と手間はかかります。でも注意深くやれば、決して難しいものではないと思います。
時間がない人は、自分で申請せずさっさと代行業者にお願いしてしまうのも手ですよ!
インドビザは頻繁にルールが変わります。必ずご自身にて最新情報をお調べください。
それでは、ビザ解説に行きましょう!
まずはパスポートを確認しよう
まずは、お手元のパスポートを確認しましょう。
ビザ申請の前に、以下の項目を必ずチェックしてください。
- インドへの入国予定日から6か月以上の有効期限がある
- 2ページ以上の余白がある
ちなみに現在(2023年10月)は、往復航空券がないとインド入国はできません。
(今回のインド旅で、片道航空券で入国してる方に会いました。確かに入国のときに航空券のチェックはありませんでした……が、確実な方法ではないので、ご自身でご判断ください。※2023年12月11日追記)
私がはじめてインドに行った2013年は片道でも行けたんですけどね……インドは本当にルールが頻繁に変わるので、必ず最新情報を入手するようにしてください。
インドビザの種類と料金
ビザの種類
インドビザは大きく3種類に分かれます。
通常のビザ | インド大使館で申請・取得 |
e-Visa | オンライン上で申請、インド到着時の空港で査証認可取得 |
アライバルビザ | インド到着時の空港で申請・取得 |
ちなみに、空港で取得できるアライバルビザはおすすめしません。最長60日滞在できるので「短期の旅行だったら、めんどうなビザ申請せずに行けるアライバルがいいじゃん」と思うかもしれませんが、デメリットがあります。
と、リスクのあるビザであることを知っておいてください。
では、どのビザを選択すべきかというと、多くの人にとってオンラインのみで取得できるe-Visaが便利だと思います。大使館に行く必要がないですからね。
そのため、ここからはe-Visaに絞って話を進めます。
e-Visaの種類
e-Visaの中にも何種類かあります。
観光の目的でインドビザを申請したい人は、e-Tourist Visa(観光ビザ)を取得しましょう。
e-Visa(観光ビザ)の料金
観光ビザの料金は、滞在日数によって異なります。
期間 | 料金 |
---|---|
30日(4~6月) | 10ドル |
30日(7~3月) | 25ドル |
1年 | 25ドル |
5年 | 25ドル |
申請の手間は変わらないので、4~6月に短期旅行する人以外は、5年ビザを申請しておくのがよいと思います。
ちなみに4~6月はインドの酷暑期で、気温は50度近くなることもあります。オフシーズンで観光客が少ないので、安く設定しているのでしょうね。
e-Visa(観光ビザ)で滞在できる期間
1年または5年ビザを取得したからといって、連続してずっと滞在できるわけではありません。
- 1年または5年ビザの場合、年間の最大滞在日数は179日
- 入国はマルチプル(インド入国回数に制限なし)
インドに出たり入ったりするのは何度でもできるけど、1年に滞在できる日数は最大179日ですので、注意しましょう。
e-Visa(観光ビザ)の申請期間
インド入国の4日前までに申請する必要があります。
失敗するとやり直しをする必要があるため、余裕を持って申請しましょう。今回、私は約30日前に申請しました。
e-Visa(観光ビザ)で入国できる空港
詳しくは、インド内務省入国管理局ホームページにてご確認ください。
https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html
インド観光ビザ(e-Visa)申請方法
ここからは、具体的なビザの申請方法について解説します。
インドのe-Visaはこちらのサイトから申請します。
https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html
準備するもの・写真の注意点
申請する前に以下のものを準備しましょう。
- パスポートの顔写真ページのPDFデータ
- 顔写真データ
- クレジットカード(VISA or MASTER)またはPayPalアカウント
この「顔写真」には注意が必要です。まず、インドe-Visaのサイトに書いてある項目を確認しましょう。
- フォーマット:JPEG
- サイズ:10KB~1MB
- 形:正方形
- 背景:無地の明るい色か白
注意点
- 顔全体、正面から見た写真で、目を開き、眼鏡をかけていないこと
- 頭部がフレーム内の中央にあり、髪のトップからあごの下まで、頭部全体が写っていること
- 顔や背景に影がないこと
- 枠線がないこと
よく「写真サイズは50~50ミリで、頭部サイズが25~35ミリ」という情報を見かけますが、こちらはe-Visaではなく通常ビザで現物の写真を提出する場合のことです。だって、データなのにミリって測れませんよね。
昔はこのインドビザの写真規定が細かすぎて、失敗する人が続出していたことも事実。インド大使館の近くには、インドビザのサイズに適応した写真を取ってくれる写真屋さんまであったほどです。(今もあるのかな?)
しかし、上記のe-Visa申請のサイトに載っていた注意事項にはそこまで細かいことは書いてありませんでした。これは私の憶測ですが、正方形の写真で顔が枠に対して大きすぎたり小さすぎたりせず、中央に位置していれば、そこまで神経質になる必要はなさそうです。
実際、私も今回はじめてインドビザ申請する友人も、スマホの自撮りで問題なくビザ取得できましたよ。
申請フォームに入力
さあ、準備ができたら、いよいよ申請フォームに入力していきます。
https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html
数ページにもわたる長い入力フォーム。そのすべてを解説してくれている最強のサイトがあります。
インドいかへん?|インドビザ オンライン申請の書き方 詳細解説【 2023年最新】
27年間バックパッカー旅を続けているりゅうさいさんのサイトです。インドビザ申請で、これ以上詳しいものを私は知りません。入力フォームを一つずつ、日英つきで解説してくれているので、このサイトに沿って入力していけば問題なく申請できるはず。
ビザ取得までにかかる時間
無事に申請が終わったら、承認のメールが届くまで待ちましょう。72時間以内にメールが届きます。
メールが届き、承認されたら、必ずプリントアウトして持参しましょう。
インドに行くときは、パスポートとプリントしたビザをセットで持っていくことをお忘れなく!
【体験談】5年ぶりにインドビザを申請してみて
久しぶりすぎるビザ申請で、うまく取得できるか、かなりドキドキしました。ビザ申請は毎回緊張します。
私の場合、18:00に申請して翌日の11:40に承認のメールが届いたので、72時間どころか24時間以内にビザが取れてしまいました!なんというスピード!
私は地方在住なので、昔は東京の大使館にパスポートを郵送して1週間以上かかっていました。しかも、失敗するとさらにまた数週間かかるという、地獄のようなインドビザ申請だったのです。
そこから考えると、だいぶビザが取りやすくなりました。
今回はじめてインドに行く友人も、すんなりとビザ取得できたので(りゅうさいさんのブログを見ながら!)、注意深く進めればビザ申請も怖くありません。
インドに行くときの最初の難関がビザ申請です。
無事にビザを取得し、インド滞在が素敵なものになるように願っています。
※この記事の情報は2023年10月のものです。インドビザは頻繁にルールが変わりますので、必ずご自身にて最新情報をお調べください。
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